Raspberry Piにisc-dhcp-serverを設置、自動起動(20161028版)

PCをDHCPサーバ接続の設定のまま、PCとマグボットとを1対1で有線(無線)LANで接続できるようにマグボットのRaspberry PiにDHCPサーバであるisc-dhcp-serverを設置しているのですが、自動起動しないなどのトラブルもあり、その設置方法の最新の解説です。

(20161028修正)

注意
あらかじめRaspberry Piに有線(無線)LANでPCが繋がっていないとエラーがでます。

参考
mi_GS’s diary
Raspberry Piのアクセスポイント化 & ルータ化がうまくいかない時はこの通りにやればおk

 

isc-dhcp-serverのインストール

/etc/dhcp/dhcpd.confの編集

を#でコメントアウト

の#を外す。

最終行に以下を追加。Raspberry Piの固定IPが192.168.42.1になるものとして設定しています。

/etc/default/isc-dhcp-serverの編集

最終行の

の””の中にeth0を挿入

自動起動設定(20161028修正)

/etc/rc.local
のexit 0の前に以下を追加してください。

mugbot-server-1.1.rbは、必要なバージョン番号のものを記入してください。

isc-dhcp-serverのインストール後はRaspberry Piを固定IPの192.168.42.1に変更します。Raspberry Piを固定IPは、

の最終行に

を書いて設定します。

自動起動の確認

再起動して、以下を実行します。

Active:で緑色でactive(running)

の表示がでればisc-dhcp-serverの自動起動は、成功です。

は従来の

と書いても同じ効果があります。

これまで
isc-dhcp-serverは自動起動してたのですが、しなくなってしまって原因がよくわからなかったのですが、
service isc-dhcp-server start
の前に
sleep 10
を入れて
service isc-dhcp-server start
の実行を遅らせることでうまくいくようです。(20161031追記)