おしゃべりロボット「マグボット」の訂正情報

リックテレコム刊のおしゃべりロボット「マグボット」の訂正情報です。正式にはリックさんのサイトで公開しますが、
もう本書を読んでマグボットを作られている方もいると思うので、即ご報告します、申し訳ありません。

P247のプログラム7-1

7行目
-x $DICDIRE
の後にバックスラッシュ(「/」が左右反対になったもの。このあとの行の後ろにもついています。)
が抜けています。
これがないと音声合成が正常に動きません。
-x $DICDIREの後ろに以下のようにバックスラッシュを加えてください。

プログラム7-1は
https://github.com/mugbot/Mugbot-System
の中にある
mugbot-talk-1.1.sh
として収録されていて
mugbot-talk-1.1.sh
のプログラムは問題ありません。これをダウンロードして使用してください。

また、
P202
の上から
6、7行目に二カ所ある

/etc/rc.lolal


/etc/rc.local

の間違いです。訂正します。

マグボットのキラーアプリ? Mugbot Repeater

マグボットの電源を入れるとマグボットがループで繰り返し話し続けるアプリ

Mugbot Repeaterです。

マグボットで最も使用されているアプリです。お店、受付、展示説明に最適です。
コンセントや、スピーカーの電源をいれて、スピーカーのボリュームを変えるだけで使用できます。
一度プログラムすれば、ロボットにあまり詳しくない方でも使用できます。

また、Raspberry Pi内部で動くので制御用のPCやスマホを必要としません。

Rubyで書いてあります。

このファイルのファイル名をmugbot-repeater-0.1.rbとして
/home/piに置いて実行権限を与えて

/etc/rc.local

のファイルの最後に

exit 0

の前に書いて再起動すると勝手に話し始めます。

プログラム中の

sleep 2

は発話と発話の間隔時間で2秒にしてあります。秒数はこの数字を変えてください。

最後の

sleep 10 
は一通り発話して、もう一度最初の発話を繰り返すまでの時間です。

プログラムでは10秒になっていますが、秒数はこの数字を変えてください。

すでにmugbot-server-1.1.rbが動いている場合は、/etc/rc.local
で自動起動しないようにコメントアウトしてください。